• #41「インドネシア経済大国化の幻想(後編)」(ゲスト:赤井俊文 ジャカルタ日報編集長)
    Apr 2 2026

    後編では引き続き「ジャカルタ日報」の赤井俊文編集長をゲストにお迎えし、プラボウォ新政権が展開するしたたかな「全方位外交」と国際社会におけるインドネシアの立ち位置に迫ります。資源と巨大市場を武器に大国間を立ち回る実利主義的な外交姿勢にフォーカスし、中国資本が支配しつつあるニッケル産業の光と影や、新政権でのBRICS加盟の背景を掘り下げました。また、アメリカとの関係強化を図る一方で、中東情勢(ガザ問題やイランの動向)が国内世論を通じて外交にどのような影響を与えているのか、その複雑な内情を解説しています。さらに、日本企業が現地で約60万人の雇用を生み出しながらも、日本側がそれを外交カードとして活かしきれず、関係の冷え込みが懸念されている歯痒い現状についても鋭く指摘しています。最後に赤井さんおすすめの書籍のエピソードも交え、インドネシアの多面的な姿が深く理解できる内容です。

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    57 mins
  • #40「インドネシア経済大国化の幻想(前編)」(ゲスト:赤井俊文 ジャカルタ日報編集長)
    Mar 26 2026

    インドネシア在留邦人向け日本語新聞「ジャカルタ日報」の赤井俊文編集長をゲストにお迎えし、プラボウォ新政権下のリアルな政治・経済情勢に迫ります。目玉政策である年間2兆円規模の「無料給食プログラム」が、実は他省庁の予算を圧迫し、国の研究開発費などを大幅に削減させている実態を掘り下げました。また、政府系ファンド「ダナンタラ」を通じた権力集中の動きなど、新体制が抱える政治的な懸念点についても鋭く指摘しています。経済面では、中間層の購買力低下によって自動車の新車販売台数が大きく落ち込み、マレーシアに抜かれてしまったという厳しい現実も語られます。財政規律への不安からMSCIによる市場見通しの格下げも起きており、外国人投資家からの警戒が高まっているインドネシアの「今」が分かる内容です。


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    1 hr and 10 mins
  • #39 「ガチインドから印僑まで 世界で存在感を増すインドの実像」
    Feb 26 2026

    世界第4位の経済大国へと躍り出たインド。かつてないほど日本からの注目が集まる中、私たちはこの「巨象」の真の姿をどこまで理解できているでしょうか。

    今回は、現代インドに関する数多くの著作や訳書を手掛け、インドの「今」を最も精力的に発信されている一人、岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授の笠井亮平さんをゲストにお迎えしました。

    前半では、空前のヒットを記録した映画『RRR』や、日本で独自の進化を遂げるインド料理への関心から、多極化する世界におけるインドの「戦略的自律」や対中外交の実利的な側面を深掘り。

    後半では、いまや世界経済を語る上で欠かせない存在となった「印僑(インド系移民)」にフォーカスします。欧米のテック企業や政治の世界でなぜこれほどまでにインド出身者が活躍しているのか。その背景にある教育や文化、そして日本におけるインド人材の可能性について議論します。

    さらに、笠井さんの近著や、新装版が発売されたばかりの濃厚なノンフィクション作品『インド独立の志士「朝子」』のエピソードまで、幅広く伺いました。


    【笠井亮平さんおすすめのアジア作品】

    『インド独立の志士「朝子」』(笠井亮平著、新装版、2026年)

    『インド外交の流儀』(S・ジャイシャンカル著・笠井亮平訳、2022年)

    『インド外交の新たな戦略』(S・ジャイシャンカル著 笠井亮平訳、2025年)

    映画「RRR」(2022年)

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    1 hr and 24 mins
  • #38「日中シェア争奪戦 タイ自動車市場の行方」(ゲスト: 薮恭兵・ジェトロ・バンコク事務所広域調査員)
    Jan 24 2026

    タイの自動車市場で、長年「牙城」を築いてきた日本車がかつてない転換期を迎えています。200万円を切る低価格な中国系EVの猛追により、マーケットシェアの地殻変動が加速。

    現地バンコクから、ジェトロ・バンコク事務所の薮恭兵・広域調査員をゲストに迎え、その深層を伺いました。いまタイで話題となっている、現地経済に貢献せず環境負荷だけを残す「ゼロドル工場(ゼロバーツ工場)」の実態とは?

    さらに、日系メーカーが信頼性とメンテナンス力を武器にどう反撃しようとしているのか、そして日中競争がタイと日本の外交・経済関係に及ぼす影響についてもじっくり深掘りします。


    薮さんおすすめのアジア作品映画『ピーマク』(2013年版、バンジョン・ピサナタナクーン監督)

    タイの有名な怪談をモチーフに、ホラー、コメディ、ラブストーリーを融合させた国民的映画。タイの人々の気質や仏教的死生観を知る上でも非常に興味深い一作です。


    舛友雄大のYouTubeチャンネル登録もよろしくお願いいたします。https://www.youtube.com/@MasutomoTakehiro

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    45 mins
  • 【番外編#3】大切なお知らせ
    Jan 17 2026

    YouTubeチャンネルを開設しました。ご登録のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

    https://www.youtube.com/@MasutomoTakehiro



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    1 min
  • 【番外編#2】NHKで密着企画が放送されます
    Dec 15 2025

    NHK BSで12月19日(金)午後10時〜放送される「国際報道」でミニドキュメンタリーが放送される予定です。


    番組HP:https://www.nhk.jp/g/ts/8M689W8RVX/blog/bl/poNr1lXaVo/

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    2 mins
  • #37「北米ツアーのご報告〜ワシントンの中国ディアスポラ書店からカナダの反移民感情まで」
    Dec 5 2025

    11月21日〜28日にかけて、カナダのトロントとエドモントン、米国のワシントンDCで講演してきました。今回の北米ツアーの雑感のほか、ワシントンDCに誕生したJF BOOKS(季風書園)、カナダで増えるインド人移民などについてお話しました。


    (収録日:2025年12月4日)


    【タイムライン】

    1:16 今回の北米ツアーの雑感

    6:55 ワシントンにオープンしたJF BOOKS(季風書園)

    16:53 カナダで増えるインド人移民と岐路に立つ多文化主義

    31:37 おすすめのアジア作品

    36:14 エンディング


    舛友雄大おすすめのアジア作品

    『象の白い脚』『熱い絹』(松本清張著)

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    38 mins
  • #36 「中国新移民報告第7弾 : 日本企業が潤マネーシフト/港区会所潜入/フェンタニル事件の現場から」
    Nov 7 2025

    ご好評をいただいている中国新移民シリーズの最新回をお届けします。


    今回は、超富裕層の流入が進むなかで、日本企業がどのように「潤マネー」に対応し始めているのかを取り上げます。金融や不動産、教育などの分野で中国人顧客を意識した動きが目立ち始めており、大企業の中には専任チームを立ち上げるケースも。また、都内で増えつつある中国人富裕層向けの「会所(HUISUO)」への潜入取材の様子、さらに名古屋で摘発されたフェンタニル密輸事件の現場にも足を運び、現地の空気をお伝えします。


    (収録日:2025年11月7日)


    【タイムライン】

    0:42 潤マネーと日本企業の動き

    7:00 都内で増える中国人富裕層クラブ「会所」潜入記

    14:07 名古屋・フェンタニル事件の現場から

    17:14 おすすめのアジア作品

    24:20 エンディング


    舛友雄大おすすめのアジア作品

    『The Troublemaker』(Mark Clifford著)

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    26 mins