• 2026年6月7日(日)放送 辻村 深月『ファイア・ドーム』
    Jun 15 2026
    今週紹介したのは、辻村 深月『ファイア・ドーム』作家・辻村深月氏のデビュー22周年記念作品となる新作長編小説『ファイア・ドーム』(上巻・下巻)。執筆開始から7年、その原稿枚数は1,500枚に達する超大作。著者渾身の現代長編ミステリー。25年前の夏、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――。
    Show More Show Less
    6 mins
  • 2026年5月31日(日)放送 『どっちもある名言集』
    Jun 8 2026
    今週紹介したのは、ノンフィクションの一冊『どっちもある名言集』名言集を読んでいると、ときどき正反対のことを言っているように見える言葉に出会います。たとえば、、、・私たちの最大の弱点は、あきらめることだ。―エジソン・断念の仕方さえ身につけば、人生はけっこう楽しい。―フロイト「絶対にあきらめるな」というエジソンと、「時にはあきらめよう」というフロイト。偉人でさえ意見が割れていることを知ったとき、思ったのです。「ああ、どっちもあるんだ」と。そう考えると、人生にはいつも答えが1つあるわけではないのかもしれません。今のあなたに必要なのは、背中を押す名言かもしれません。あるいは、立ち止まることを許す名言かもしれません。ページをめくりながら、そのときのあなたに、いちばんしっくりくる言葉を1つでも見つけてもらえたら。あるいは、「どっちでもいい」と肩の力を抜くきっかけになれば。。。
    Show More Show Less
    5 mins
  • 2026年5月24日(日)放送 小林早代子『みんな、好きが下手』
    Jun 1 2026
    今週紹介したのは、小林 早代子『みんな、好きが下手』彼女に「好き」と言うことは、「いいね!」を1000回もらうより難しい。東京生まれサブスク育ち、人生を懸けるほど好きなものが見つからない大学一年生、ジン太。愛情豊かな両親、優等生な姉、過剰だけど憎めない幼馴染に囲まれて何不自由なく育ち、大学には気の合う仲間もいる。だけど、なぜか恋愛だけがうまくいかない。この原因はいったい何? 痛々しくて瑞々しい、令和の失恋小説決定版!
    Show More Show Less
    6 mins
  • 2026年5月17日(日)放送 暁社 夕帆『カンテサンス』
    May 25 2026
    FM802 DJ浅井博章が毎週ものがたりをご紹介。 今週紹介したのは、暁社 夕帆『カンテサンス』 高校生の北咲侑吾は担任の古典教師・律佳に密かな恋心を抱いていた。しかし、彼女は同僚の数学教師・宮月の“支配下”に置かれていた。そんな中、侑吾は人望の厚い生徒会長で双子の姉・美凪もまた宮月と不適切な関係にあるという噂を耳にする。街へ出た美凪を尾行した侑吾が目撃したのは、衝撃的な光景で……!“愛”は所有か? 禁断のサイコ・サスペンスが狂い咲く!裁きの一行があなたを待つ「究極の愛」が牙を剥く、断罪のサスペンス愛か、支配か。
    Show More Show Less
    5 mins
  • 2026年5月10日(日)放送 畠中 恵『猫君 りんねの輪』
    May 17 2026
    FM802 DJ浅井博章が毎週ものがたりをご紹介。 今週紹介したのは、畠中 恵『猫君 りんねの輪』 波瀾万丈! お江戸猫又ファンタジー!二十年生きた猫は、人に化けて言葉を操る妖怪「猫又」となる――。花のお江戸には、密かに猫又達が暮らす六つの陣があり、将軍様の庇護のもと、新米たちが妖怪修業をする江戸城内の学び舎「猫宿」があった。茶虎のみかんは、仲間と力をあわせて様々な難関を乗り越えて無事、猫又二年生に進級した。ところがある日、かつて“魔王”と呼ばれた武将であり、すべての猫又を司る”猫君”だったとも噂される猫宿の長(おさ)が惨殺される恐ろしい凶事が起きて……。新米猫又を狙う強大な“敵”と猫又二年生たちとの明日を賭けた戦いが今、始まる。
    Show More Show Less
    6 mins
  • 2026年5月3日(日)放送 秋永 真琴『森島章子は人を撮らない』
    May 10 2026
    FM802 DJ浅井博章が毎週ものがたりをご紹介。 今週紹介したのは、秋永 真琴『森島章子は人を撮らない』 彼女の目に、僕は、この世界は、どんなふうに映っているんだろう?札幌を舞台に描く青春群像劇アマチュア写真家が集う社会人サークル〈札幌フォトジェニック〉に所属する大学生の森島章子。彼女の撮るものは、日常の何気ない景色ばかりなのに、どこか人を惹きつける不思議な魅力を具えていた。章子に撮ってもらいたいという人は多く、周囲もポートレイトを撮ることを勧めるのだが、彼女はかたくなに誰にもレンズを向けようとせず……。元恋人、サークルの知人、小説家志望の歳上の女友だち、家庭教師として勉強を教えている中学生。周りの人々の目に映る章子の横顔と、章子がファインダー越しに覗く世界を描いた、心揺さぶる青春群像劇。
    Show More Show Less
    6 mins
  • 2026年4月26日(日)放送 坂井 希久子『浅草観音裏小路』
    May 3 2026
    FM802 DJ浅井博章が毎週ものがたりをご紹介。 今週紹介したのは、坂井 希久子『浅草観音裏小路』 このまま三味線にかまけて生きていきたい ──花柳界の退潮に苛まれながらも、   抗い逞しく生きる若い芸者たちの姿を描く傑作長編小説! 東京に残る花街は新橋、赤坂、芳町、神楽坂、向島、浅草の六ヵ所。 そのうちの浅草の観音裏界隈で芸者として生きる3人の娘たちに光が当たる。 真白は地方(ジカタ)と言って、小唄や三味線の演奏などを担当する。 25歳で結婚を理由に引退したが、7年で離婚しシングルマザーとなって出戻ってきた。 母親も元芸者で、真白にとってはここ観音裏が故郷なのだ。 もう一人の美鈴は立方(タチカタ)と言って、踊りを担当する。 真白とは同い年で、花柳界に入ったのは真白より先。 でも半玉という見習い期間を経て一本立ちしたのは真白の後になる。 故郷は遠く、そのせいもあってか花柳界の将来に大きな不安を抱いている。 そしてきよ鈴。半玉になってまだ半年の20歳。 周りからちやほやされながらも、日々踊りの修練に励んでいる。 こうした3人に迫ってくるのは浅草花柳界の退潮という現実。 昭和30年代に100軒以上あった料亭は4件に、芸者の数は600人から20人に減った。 お座敷文化をどうやったら後世に引き継げるのか。 3人の若手芸者の思惑が、人生が、ここ浅草観音裏界隈で交錯する……。
    Show More Show Less
    5 mins
  • 2026年4月19日(日)放送 本城 雅人『朝日のあたる病院』
    Apr 28 2026
    FM802 DJ浅井博章が毎週ものがたりをご紹介。今週紹介したのは、本城 雅人『朝日のあたる病院』 大学病院の旧館を「朝日のあたる病院」と呼ぶ 小児外科教授・外木場は、毒舌と完璧主義で知られる現場主義者。 厳しさの裏にあるのは、 幼い命を救うための徹底した準備と祈りのような執念。 専攻医の栗山、清田、大町は、彼の指導に翻弄されながらも、 医師としての覚悟と責任を学んでいく。。。 「朝日は、子供の未来を照らす」 ――小児医療の厳しさと希望を描く感動の医療長篇。
    Show More Show Less
    6 mins