• 104. 「政府が消した二か月 明治改暦と裂けた時間」
    Jan 11 2026

    1872年(明治5年)。日本は旧暦を捨て、新暦・太陽暦へと一気に切り替えた。
    あまりに急すぎたこの改暦は、人々の生活、信仰、時間感覚そのものを揺さぶった。

    本エピソードでは、改暦によって起きた混乱や噂、政府の財政事情、そして福澤諭吉の“理屈による火消し”までを紹介。

    近代化の象徴とされる明治改暦は、同時に「時間の主権」が自然から国家へ移った瞬間といえるかもしれない。

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  • 103. 「丙午迷信、全力否定!」
    Jan 4 2026

    2026年・令和8年は「丙午(ひのえうま)」の年。

    ・干支「午」と五行

    ・火の思想・八百屋お七と丙午迷信の誕生

    ・女性差別と結びついた江戸〜近代の俗信

    ・1966年(昭和41年)、出生数が40万人以上減った「昭和の丙午」

    ・間引きは本当にあったのか?出生性比データからの検証

    ・迷信とメディア、同調圧力が社会を動かした構造

    迷信はなぜ生まれ消えないのか。悲劇を繰り返さぬために私たちはなにを考えなにをすべきか?

    令和8年に生まれてくる命へ全力の「おめでとう」を込めて。


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    35 mins
  • 102. 「残食 -食べ残しが支えた近代都市ー」
    Dec 28 2025

    明治・大正から昭和初期にかけて、日本の都市には「残食」と呼ばれる食べものの流通が存在していた。食堂や学校、兵営、百貨店の勝手口から出た残食は、「残飯屋」を通じて都市下層の人びとの胃袋へと届けられていた。

    本エピソードでは、東京市社会局の調査を手がかりに、残食が支えた都市の生活構造を読み解きく。さらに、戦時下の「もったいない」精神の形成、そして現代の食品ロス問題へ。残飯は単なる食べ残しではなく、社会と胃袋を結んだインフラだった。そんな視点から日本の近代と現代を見つめ直す。

    参考文献:『胃袋の近代―食と人びとの日常史』 湯澤 規子


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    32 mins
  • 101. 「奇習・嫁盗み 民俗が壊れるとき」
    Dec 20 2025

    嫁盗みはただの野蛮なだけの風習ではなかった。(いや、野蛮なのは間違いないが)それは、結婚制度や家の都合をすり抜けるための、民俗的な抜け道だった。

    長崎や高知の事例を補助線に、民俗と法が入れ替わる過渡期に起きた摩擦を探る。


    民俗が壊れるとき、血の惨劇が起こる。


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    33 mins
  • 100. 「百回放送記念回」
    Dec 14 2025

    リスナーさんのおかげさまで100回までこぎつけられました。


    ありがとうございます。

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    48 mins
  • 99. 「怨霊が神になるメカニズム 将門と神田明神」*東京都千代田区*
    Dec 10 2025

    都会のど真ん中に突如として現れる神田明神の美しい参道。そこに祀られるのはまさかの平将門。

    なぜ反逆者として処刑され、怨霊となった男が守護神となったのか?

    御霊信仰にもとづく日本特有の信仰メカニズムを民俗学の視点で探る。


    トークライブ情報はコチラ

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    27 mins
  • 98. 「宮沢賢治 鉱石編 ②」 【ゲスト アスさん】
    Dec 7 2025

    東北の冷害と飢饉、火山噴火、そして一人の青年技師の自己犠牲。

    賢治晩年の作『グスコーブドリの伝記』を題材に、気象・火山学・農業・貧困といった背景と、「ほんとうの幸い」をめぐるスピリチュアルなテーマをじっくり掘り下げます。


    物語の舞台となる冷害の東北、ヤマセ、石灰肥料と酸性土壌、火山噴火で気候を変えようとするブドリの決断。

    そこに重なるのは、教職を辞め農民に寄り添おうとした賢治自身の人生、妹トシの死、そして「みんなの幸せ」を願い続けた彼の祈りではなかったか。


    アニメ版『グスコーブドリの伝記』の演出やビジュアル、銀河鉄道の夜とのモチーフのつながりも紹介。

    宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る後編。

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    46 mins
  • 97. 「宮沢賢治 鉱石編 ①」 【ゲスト アスさん】
    Dec 3 2025

    宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る。宮沢賢治の鉱石ワールド。

    鉱物描写のリアリティ、地質学×文学という異色の創作背景などを実体験と熱量を交えて語り尽くす。

    科学・鉱物・民俗学・文学。ジャンルを軽やかに越境していく賢治の世界に、アスさんと一緒に潜る特別編。


    ポッドキャスト「アスチャンネル」


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    40 mins