Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜 cover art

Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜

Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜

Written by: Kiichiroh Hori
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About this listen

髭剃りを「面倒な作業」から「至福の儀式」へ変える研究所です。多枚刃にはない圧倒的な剃り味と、濃密な泡を育てる喜びを広めたい。こだわりの道具やソープの魅力を、独自の視点で研究・発信中。日常を整える最高の20分間を提案します。Kiichiroh Hori
Episodes
  • 第3回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|コスパと香りの王様「Stirling Soap」を徹底解剖!AIが紐解く最新シェービングトレンドと、人気No.1“デキる男の香り”の秘密
    Jan 11 2026
    はじめに「毎朝5分の作業を、20分の趣味に。」 札幌在住の現役高校物理教師であり、一枚刃カミソリの愛好家でもある堀がお届けします。今週の札幌は、1月の観測史上最多となる「12時間で40センチ」の猛烈な大雪に見舞われました。出勤前に1時間近く雪かきに追われる過酷な朝でしたが、そんな時こそ、お気に入りのソープで髭を剃る時間が心のゆとりを取り戻してくれます。第3回となる今回は、ウェットシェービングの醍醐味である「シェービングソープ」の世界を深掘りします。今回は、X(旧Twitter)が提供する最新の生成AI「Grok」に、現代日本の若い男性の髭剃り事情を分析してもらいました。電気シェーバー vs ウェットシェービング電気シェーバー(5〜6割):タイパ(タイムパフォーマンス)重視の層から圧倒的支持。ウェットシェービング(4〜5割):根強い支持があるものの、カミソリ派の中では「多枚刃(カートリッジ式)」が85〜95%を占め、「両刃カミソリ(一枚刃)」はわずか5〜15%という、まさに“趣味の領域”であることが浮き彫りになりました。シェービング剤の勢力図フォーム(5〜6割):手軽さでトップ。ジェル(3〜4割):透明で剃る場所が見える利便性が人気。ソープ・クリーム(1〜2割):最も少数派ながら、肌への優しさと成分のこだわりでは群を抜いています。物理教師の視点から、それぞれのシェービング剤の特性を物理的・化学的に比較します。シェービングフォーム手軽さは最高ですが、成分の多くが「ガス」であり、実際に肌を保護する有効成分の密度は低いという側面があります。シェービングジェル肌への密着度が高く、透明なため「髭のデザイン」がしやすいのがメリット。サクセスやギャツビーなど、ドラッグストアでの入手性も抜群です。シェービングソープ(固形)専用ブラシで泡立てる手間はかかりますが、成分が凝縮されており、肌の保護機能と滑らかさは他の追随を許しません。海外サイトからの取り寄せが主流という希少性も、所有欲を満たしてくれます。ウェットシェービング愛好家なら誰もが知る、アメリカ・アーカンソー州の老舗ブランドをご紹介します。ブランドの背景2012年、ロッド氏とマンディ氏夫妻がスコットランド旅行で手作り石鹸に出会ったことから始まったブランド。3つの圧倒的な特徴大容量かつ低価格:一般的なソープが4オンス(110g)程度のところ、5.8オンス(164g)という大容量。1つ2,400円程度(現地価格)という驚異のコストパフォーマンスを誇ります。こだわりの天然成分:牛脂(タロー)やラノリン、シアバターを贅沢に使用。物理的に滑りを良くするだけでなく、剃った後の肌のコンディションを整えます。膨大なラインナップ:現在、約60種類もの香りがラインナップされており、選ぶ楽しさは尽きることがありません。Stirling Soapの中でも、不動の売上トップを誇る「Executive Man(エグゼクティブ・マン)」をレビューします。この香りは、高級香水「クリード(Creed)のアバントゥス」をオマージュして作られました。香りの構成:パイナップルやベルガモットの爽やかなトップから、ジャスミンやローズ、そしてムスクやバニラへと続く、重厚かつ清潔感のある香り。使用感:泡立てている最中から広がる「デキる男」を彷彿とさせる香りは、単なる髭剃りを、自分を高めるための儀式へと昇華させてくれます。専用ブラシで丁寧にソープを泡立てる5分間。それは、効率化ばかりが求められる現代において、自分自身をケアするための「贅沢な投資」です。Stirling Soapがもたらす豊かな香りと潤いを、ぜひ体感してみてください。次回予告とお知らせ 次回は、ソープを泡立てるために欠かせない相棒、「シェービングブラシ」を特集します。イタリアの名門、オメガ(Omega)社の「ローマ・コロッセオ」の魅力に迫ります。番組への感想やリクエストは、X(旧Twitter)にてハッシュタグ「#WSL」を付けて投稿してください。
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    20 mins
  • 第2回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|ドイツの至宝「メルクール34C」徹底解剖!物理教師が紐解く2ピース構造の機能美と、2024年「2.0」アップデートの真実
    Jan 5 2026

    はじめに

    「5分の面倒な作業を、20分の楽しい趣味に。」 札幌在住の高校物理教師、堀です。2026年が幕を開けました。新年最初の配信となる今回は、アメリカの「The Razor Company」から届いたばかりのシェービング用品を巡る旅の話から始めましょう。シカゴの悪天候による1ヶ月の遅延を経て届いた荷物は、海外通販ならではの「待つ楽しみ」を教えてくれました。

    第2回となる今回は、ウェットシェービング界で「一生モノ」と称えられるドイツの名作、メルクール(Merkur)34Cを特集します。

    1896年創業の老舗ブランドが放つ、約80年の歴史を持つこのモデルは、なぜ世界中の愛好家に選ばれ続けるのか。その魅力を物理教師の視点で分析します。

    多くの両刃カミソリが3つのパーツで構成される「3ピース」であるのに対し、34Cはハンドルとベースプレートが一体化した「2ピース構造」を採用しています。

    • 機能美: トッププレートとハンドル底部のネジだけで固定する、合理的な設計。

    • 安全性: 石鹸で滑りやすい手でも、刃に直接触れるリスクを最小限に抑えて開閉・調整が可能です。これは実用面で非常に大きなメリットです。

    「ヘビーデューティー」の愛称通り、ずっしりとした重厚感が特徴です。

    • 小回りの利く短めなハンドル: 鼻の下や顎のラインなど、複雑な角度が求められる部位でも、重心が安定しているため物理的にコントロールしやすい設計になっています。

    34Cは、肌に優しい「マイルド」な剃り心地の代表格です。

    • 初心者には出血のリスクを抑える優しさを、ベテランには日常使いの安定感を提供します。

    • より刺激を求める「アグレッシブ」な設定とは対極にある、完成されたバランスがここにあります。

    2024年、公式には発表されていないものの、愛好家コミュニティで話題となっている「未公表のアップデート」について切り込みます。

    • ブレードギャップの変更: 2017〜23年モデルが「マイルドすぎた」という声に応え、2024年モデルでは刃の隙間がわずかに広がり、かつての剃り味に戻ったという解析があります。

    • 国内クラウドファンディングとの関連: Makuake等で展開されている最新モデルに触れ、モニターが「2.0」と呼称するその進化の真実に迫ります。

    34Cの実力を測るため、5日間連続で使用したレビューをお届けします。

    • アストラ・グリーン(マイルド系): 確実で安定した、日常的な剃り心地。

    • フェザー・ハイステンレス(鋭利系): 「世界一鋭い」と言われるフェザーとの組み合わせ。マイルドなホルダーが鋭い刃を制御し、最高に快適な深剃りを実現する、まさに「黄金コンビ」です。

    道具の構造や歴史を知ることで、毎朝の髭剃りは「作業」から「探求」へと変わります。メルクール34Cは、その探求の旅における最高の相棒となるでしょう。

    次回予告 次回は、シェービングソープ界のコストパフォーマンスの王様、「スターリング・ソープ(Stirling Soap Company)」の世界を深掘りします。どうぞお楽しみに。

    ご意見・ご感想募集 X(旧Twitter)にて、ハッシュタグ「#WSL」(Wet Shaving Lab.)を付けてぜひ投稿してください!番組で取り上げてほしいテーマもお待ちしています。

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    23 mins
  • 第1回:Wet Shaving Lab.〜一枚刃の誘惑〜|物理教師が生成AIと紐解く「髭剃りを20分の趣味に変える」3大デバイス徹底比較
    Dec 28 2025
    はじめに「毎朝5分の面倒な作業を、20分の楽しい趣味に変えてみませんか?」2025年の年末、雪の降る穏やかな札幌から、新しいポッドキャストが始まります。パーソナリティを務めるのは、札幌在住で現役の高校物理教師であり、物理の参考書の著者でもある堀です。本番組『ウェットシェービングLab.〜一枚刃の誘惑〜』では、電気シェーバーを卒業し、両刃カミソリとシェービングソープを用いた「ウェットシェービング」に魅了された私が、その奥深い世界と日常をアップデートするヒントをお届けします。今回のテーマ:3つの髭剃りスタイルの徹底比較記念すべき第1回は、現代の髭剃りにおける3大デバイスを、生成AI「Gemini」が提案した8つの評価軸で徹底的に比較・検証します。電気シェーバー:多くの人が利用するドライシェービングの王道。カートリッジ式カミソリ:コンビニ等でも手に入る多枚刃のウェットシェービング。両刃カミソリ(一枚刃):欧米や中東で根強い人気を誇る、クラシックな一枚刃のスタイル。8つの評価軸による比較分析物理教師らしく、生成AIが作成した客観的なデータに基づき、以下の項目を詳しく解説します。1. 深剃り度カートリッジ式・両刃:技術次第で最高峰の深剃りが可能です。電気:機種によりますが、カミソリには一歩譲る傾向にあります。2. 肌への優しさ電気:刃が直接触れないため、最も低刺激です。両刃:適切な技術を習得すれば非常に肌に優しいですが、慣れが必要です。3. 安全性(怪我のしにくさ)電気・カートリッジ:ガード機能が充実しており、安全性が高いです。両刃:慣れるまでは出血することもあります。堀自身も1年半のキャリアの中で数回、絆創膏が必要な怪我を経験しています。4. 初期コスト電気:1万円〜5万円と高額になりがちです。カートリッジ:数千円から始められ、最も手軽です。両刃:3,000円〜2万円程度。一生モノの道具に出会える楽しさがあります。5. 維持コスト(ランニングコスト)両刃:圧倒的な安さが魅力です。替刃1枚あたり10円〜60円程度で、長期的に見れば最も経済的です。カートリッジ:替刃が高価であり、維持費は高くなる傾向にあります。6. 環境負荷両刃:金属の替刃のみを廃棄するため、プラスチックゴミが少なく環境に優しい選択です。カートリッジ・電気:プラスチックや電子廃棄物が発生します。7. 準備の手間両刃:ブラシでソープを泡立てる「ラザリング」の儀式が必要で、手間は最大ですが、それが「楽しさ」の真髄でもあります。8. 習熟の必要性両刃:角度や力加減など、技術を磨く楽しさ(あるいは難しさ)があります。結論:スコアを超えた「楽しさ」の価値AIによる採点結果では、利便性と安全性のバランスから電気シェーバー(19点/24点満点)が最高得点となりました。しかし、本ポッドキャストが提案したいのは、単なる効率ではありません。両刃カミソリを用いたウェットシェービングは、準備に手間がかかり、技術も必要ですが、その「不自由さ」の中にこそ趣味としての喜びがあります。夜の入浴時、ゆっくりと時間をかけて自分の肌と向き合う20分間。それは、単なる身だしなみを「贅沢な時間」へと変えてくれるはずです。次回予告とお知らせ皆様からのご感想や、「こんなテーマを取り上げてほしい」というリクエストを募集しています。X(旧Twitter):ハッシュタグ「#WSL」(Wet Shaving Lab.の略)を付けて投稿してください。次回は、初心者からベテランまで多くのファンを持つドイツの名品、メルクール(Merkur)34Cについて詳しく語ります。一枚刃の誘惑、その深い沼の入り口へようこそ。
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    29 mins
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