• #32 “観られる”と“楽しめる”は、同じではない
    May 1 2026

    今回のテーマは、「“観られる”と“楽しめる”は、同じではない」


    舞台や映画、コンサートなどを楽しむことは、一部の人だけのものではなく、誰にとっても大切な社会参加のひとつです。


    でも、車椅子ユーザーや介助が必要な方にとって、「入れること」と「安心して楽しめること」は同じではありません。


    配慮席が、実質的に“我慢席”になっていないか。誰もが芸術やエンタメを楽しめる社会に近づくために、何が必要なのか。


    娘と舞台を観に行った体験をもとにお話ししました


    舞台や映画、コンサートなどのエンターテインメントを楽しむことは、

    一部の人だけの特別なものではなく、誰にとっても大切な社会参加のひとつです。


    しかし、車椅子ユーザーや介助が必要な方にとって、

    「入場できること」と「安心して楽しめること」は、必ずしも同じではありません。


    今回は、娘と舞台を観に行った際の体験をもとに、

    車椅子席や配慮席が、実質的に“我慢席”になっていないか、

    そして、誰もが芸術やエンターテインメントを楽しめる環境をつくるために何が必要なのかを考えます。


    席があるだけで十分なのか。

    観られるだけで配慮と言えるのか。

    文化や芸術を楽しむ時間は、ぜいたくではなく、その人らしく生きるための大切な時間ではないか。


    誰かを責めるのではなく、

    誰もが安心して同じ時間を楽しめる社会に近づくために、

    一緒に考える回です。

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    15 mins
  • #31 「付き添う家族にも、休息を」
    Apr 29 2026

    今回のテーマは、「付き添う家族にも、休息を」。


    東京都立小児総合医療センターに新しく開所した

    「ドナルド・マクドナルド・ファミリールーム」を視察したリポート回です。


    小児医療の現場では、治療を受ける子ども本人だけでなく、そのそばで付き添う家族も大きな負担を抱えています。

    眠れない夜、落ち着いて食事を取れない日々、病室を離れづらい緊張感。


    医療的ケア児の父親として入院生活を経験してきた視点、そして東京都議会議員としての視点から、

    「子どもを支える家族を、どう支えるのか」を考えます。


    家族が少し休めることは、ぜいたくではありません。

    子どもの療養環境を支える、大切な仕組みです。


    支える人を、支える社会へ。

    今回は、付き添い入院と家族支援についてお話しします。

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    16 mins
  • #30 「会社で“弱さ”を見せられる人、見せられない人」
    Apr 28 2026

    今回のテーマは、

    「会社で“弱さ”を見せられる人、見せられない人」です。


    体調不良、メンタルヘルス、育児、介護、家庭の事情。

    働く人は、それぞれ見えにくい事情を抱えながら職場に立っています。


    でも実際には、

    「迷惑をかけたくない」

    「評価が下がるかもしれない」

    「甘えだと思われたくない」

    という思いから、しんどさを言えないまま無理をしてしまう人も少なくありません。


    今回は、会社員時代の最後にTBS CSR推進室長として部下と向き合ってきた経験も交えながら、弱さを隠させる職場ではなく、安心して相談し、支え合える職場文化について考えます。


    働く人を守ることは、組織を守ること。

    そして、事情を抱えながらも働き続けられる社会をつくることは、福祉や政治にもつながる大切なテーマです。

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    13 mins
  • #29 ニュースでよく聞く“人手不足”の、その先を考える
    Apr 27 2026

    今回のテーマは、

    「ニュースでよく聞く“人手不足”の、その先を考える」です。


    介護、保育、医療、物流、建設、飲食など、さまざまな現場で深刻化している人手不足。


    帝国データバンクの調査では、正社員が不足していると感じている企業は半数を超えています。

    また、厚生労働省の資料では、生産年齢人口の減少や、介護職員の必要数の増加も示されています。


    でも、人手不足は単に「人がいない」という話だけではありません。


    賃金、評価、働き方、マネジメント、社会的な見られ方。

    そして、福祉やケアの仕事ほど「やりがい」に頼りすぎてしまう構造もあります。


    ニュースの見出しの先にある、働く人の暮らしを見る。

    そこから、社会の仕組みを考える回です。

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    15 mins
  • #28 「“報連相”が苦しい人がいるのは、なぜだろう」
    Apr 25 2026

    今回のCROSSROADSでは、

    「“報連相”が苦しい人がいるのは、なぜだろう」

    というテーマでお話ししています。


    報告、連絡、相談。

    社会人の基本とされる“報連相”ですが、

    実際の職場では「なんで言わなかったの?」という一言の裏に、

    言えなかった理由が隠れていることがあります。


    上司が忙しそうで話しかけにくい。

    相談しづらい空気がある。

    社内チャット、メール、対面など、何で伝えるべきかが曖昧。

    そして、“察して動くこと”を求められる職場の文化。


    今回は、そんな職場のコミュニケーションを入り口に、

    報連相が苦しいのは本人の能力不足だけではなく、

    言いやすい環境や受け止める側の姿勢、組織の設計の問題でもある

    という視点から考えます。


    発達特性や心理的安全性、

    そして福祉の現場にも通じる“相談できる空気”とは何か。

    働きやすい職場は、伝える力だけでなく、

    受け止める力でできている。

    そんなことを、私なりの言葉でひもといた回です。


    日々の仕事や人間関係の中で、

    「言いづらさ」や「相談しづらさ」を感じたことがある方に、

    ぜひ聴いていただきたい内容です。

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    13 mins
  • #27 「ニュースの“その先”を見る力」
    Apr 23 2026

    今回のCROSSROADSでは、特別支援学校で続く「教室不足」のニュースを入り口に、見出しの奥にある社会の課題をひもときます。


    教室が足りない、という事実の背景には何があるのか。

    子どもたちの学びの環境に、どのような影響が出るのか。

    そしてこの先、教育現場や地域社会にどんなことが起こりうるのか。


    ニュースは、出来事を知るだけで終わらせないことが大切です。

    その背景を見つめ、暮らしとのつながりを考えることで、社会の見え方は少し変わってきます。


    今回は、特別支援教育の現場で起きていることを通して、ニュースの“その先”を見る視点についてお話しします。

    ぜひお聴きください。

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    12 mins
  • #26 “ちゃんと働く”って、どういうことだろう
    Apr 22 2026

    今回のテーマは、

    「“ちゃんと働く”って、どういうことだろう」。


    毎日出社すること。

    遅刻しないこと。

    空気を読むこと。

    感じよく振る舞うこと。


    そんなふうに、私たちはいつの間にか

    “ちゃんとしている社会人”のイメージを当たり前のように受け取っているのかもしれません。


    でも、その基準は本当に誰にとっても自然なものなのでしょうか。

    体調に波がある人、育児や介護と両立している人、雑談や職場のノリが苦手な人、リモートワークのほうが力を発揮しやすい人。

    いまの「働き方の前提」が、知らないうちに誰かをこぼしていないか。

    今回はそんな視点から、“働くこと”を見つめ直します。


    元アナウンサーとして会社組織の中で働いてきた経験、

    社会福祉士として多様な生きづらさに向き合ってきた視点、

    そして政治の現場で声を聞いてきた立場から、

    「働きやすさ」は個人の甘えではなく、組織設計の問題でもある、ということを丁寧にひもときます。


    “ちゃんと働く”を、一つの型に押し込めすぎないこと。

    そのことが、誰もが働き続けやすい社会につながっていくのではないか。

    そんなことを一緒に考える回です。


    ぜひお聴きください。

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    12 mins
  • #25 言葉にできたとき、社会は少し変わり始める
    Apr 21 2026

    なんとなく苦しい。

    違和感はある。

    でも、うまく説明できない。


    そんなふうに、言葉にならないまま抱えている思いは、日常の中にたくさんあります。

    そして、見えない困りごとは、言葉にされない限り、なかなか社会の課題として共有されません。


    今回のCROSSROADSでは、

    「言葉にすること」がなぜ社会を動かす一歩になるのかをテーマにお話しします。


    元アナウンサーとして培ってきた“伝える力”。

    社会福祉士として向き合ってきた“声にならない困りごと”。

    そして東京都議会議員として、現場の声を政策へつなぐ仕事。


    それぞれの経験を重ねながら、

    言葉にすることの意味、

    言葉が持つ力、

    そして、誰かの困りごとを社会の課題として共有していく大切さを、丁寧にひもときます。


    言葉は、ときに人を傷つけることもあります。

    けれど、言葉によって救われることもある。

    社会を変える最初の一歩は、完璧な主張ではなく、

    「これがつらかった」

    「こういうことで困っていた」

    と、声にしてみることなのかもしれません。


    ここまでの番組の総括としても、

    これから先を考える入り口としても聴いていただきたい回です。


    ぜひ、お聴きください。

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    13 mins